一票の格差

選挙制度は政治家にとっては死活問題である。然し有権者にとっても無関心ではいられない問題である。その中で大きな問題として取り上げられ、各地で訴訟が起こっているのが「一票の格差」である。
⚪けれども自分には何故これが大問題になるのか分からない。各選挙区の議員の定数を人口比で割り振れば逆に議員定数の地域間格差が大きくなり過ぎるのではないかと思う。。東京に国会議員が集中すれば地方が置き去りにされる恐れがある。
⚪「一票の格差」が問題か、議員定数の地域間格差が問題かと言えば、後者の方がより問題であるような気がする。とは言うものの議員の数が全てという訳ではない。有力な議員でないと地域に利益をもたらす事は出来ない。
⚪新幹線の岐阜羽島の駅は政治駅として有名だった。地元出身の大物政治家によって実現したものだからである。上越新幹線の越後長岡の駅は田中首相のお陰で随分と立派なものになったらしい。地元の駅に急行を停めた政治家もいた。では、安倍首相はどうか。こちらは地元より親友との個人的な信頼関係の方が大切らしい。