Jアラート

⚪正式には全国瞬時警報システムと言うのだそうだが、北朝鮮からミサイルが発射された場合がよく話題になる。最近もこのシステムによって、防災行政無線から警報が発せられた際の様子がテレビに映し出された。
⚪何処かの運動場で何かの練習をしていた人々が、警報を聞いて急いで壁際の近くに屈みこんで、頭を抱え込んでいた。ノートみたいな物で目を覆っている人もいた。
⚪どんな場合を想定しているのか分からない。途中でエンジンが止まってミサイルがそのまま落下してきた場合、液体燃料エンジンだと、落下地点だけでなく、燃料と酸化剤が当たり一面に撒き散らされる。途中で爆発した場合はミサイルの破片が広範囲に落下してくる。
⚪いずれにせよ、屈みこんで、頭を抱え込んで、眼を覆っても何の役にも立たない。先の大戦の際には焼夷弾が引っ掛からないようにと天井板を外さされたそうだ。変わってないなあと思うのである。