2018-01-01から1年間の記事一覧

私的制裁

⚪大相撲の横綱日馬富士が暴力事件を起こした事を理由に角界を去る事になった。その後も角界で暴力事件が相次ぎ、相撲協会は力士に対する啓発に追われている。暴力が良くない事は言うまでもないが、それは何も力士に限った事ではない。 ⚪角界に限らず日本中至…

独裁者

⚪独裁者と言えば先ずスターリンやヒトラーといった名前が思い浮かぶが、そういった文字通りの独裁者でなくても同様の人格を備えた政治家は少なくない。その代表格がアメリカのトランプ大統領である。独裁者は自信過剰で他人の意見を聞かない。 ⚪また独裁者は…

アメリカファースト

⚪アメリカのトランプ大統領はアメリカファーストを叫んで大統領に当選した。アメリカの大統領がアメリカの事を第一に考えるのは当然である。トランプに限らずプーチンだって習近平だっておなじである。 ⚪だが、トランプのファーストにはセカンドやサードが無…

大阪都のこと

⚪大阪都を提唱したのは大阪府知事だった橋下徹だが、何故そのような事を考えついたのか、よく分からない。もちろん二重行政の解消とそれによるコスト削減が目的だとは言っていた。ちょっと聞けば尤もらしく聞こえるかもしれないが、我が国の行政機関は国、都…

カジノについて

⚪カジノと言えば直ちにラスベガスが思い浮かぶ。そして不夜城、享楽の街、更にはギャングといったところである。健全なイメージではない。とは言えそうしたものが好きだという人が少なくないのも確かである。 ⚪しかし我が国では賭博は刑法で禁止されている。…

4K・8K

⚪12月1日から4K・8Kの本放送が始まったと言うのでどんなものかと電器店を覗いてみた。寂れた電器店街にある店だから、元々客は少ないのだが、その日もまるで客は来ていなかった。 ⚪町中なんだから少しは人が集まっていてもよさそうなものだが、全く人…

経済効果

⚪先に大阪で2025年の万博が開催される事が決まったが、人々の関心は万博そのものよりそれによってもたらされる経済効果の方に寄せられているように見える。 ⚪万博に限らず、今日では全てが経済効果を目的としている。けれどもあの戦争で立ち消えになった…

大阪万博2025

⚪2025年の万博が大阪で開催される事が決まった。誘致活動をしてきた人々は大興奮である。しかしこの万博開催については賛否が別れるところである。 ⚪そもそも万博の意義とは何なのか。その肝心の事がすっかり忘れられているのではないか。そんな気がする…

レジ袋について

⚪昔は市場へ買い物に行く場合は買い物籠を提げて行くのが当たり前だった。ところがスーパーでは客は店が用意した籠に商品を入れてレジに持っていく。すると店員は店が用意した袋に商品を入れてくれる。このシステムはスーパーとしては至極当然の事だった。 ⚪…

性の多様性について

⚪近年、性の多様性という事が盛んに言われるようになった。だがこれは明らかにおかしい。性には男性と女性しかない。 ⚪このような誤った認識が生まれる原因は、男性は必ず女性を求めるものであるという固定観念にあると思う。そこから同性愛者の男性というの…

LGBTのことその七

⚪LGBTツーリズムというものが注目されているらしい。そこで復興庁がそれに目を付けて復興の一助にしようと考えたらしい。 ⚪先に自民党の杉田水脈議員がLGBT支援の度が過ぎると批判していると知って変だなと思ったが、どうやら彼女はこのことを言って…

元号について

⚪天皇の代替わりを来年に控えて次はどんな元号になるのだろうかということが話題になることがあるが、元号を廃止してはどうかと言う人はいないようだ。元号は明治以降天皇の代替わりに際して改めることとされているが、それまでは吉事凶事を理由に改められた…

LGBTのことその六

⚪自民党の杉田水脈議員が雑誌新潮45に寄稿したLGBTに関する雑文が同性愛者差別だとして批判される中、新潮45は今度は杉田を擁護する特集を組んだ。 ⚪だが、それがまたお粗末な雑文ばかりで、新潮45は廃刊にしろと言う文化人まで現れる始末である。…

LGBTのことその五

⚪自民党の杉田水脈議員が雑誌新潮45に寄稿した雑文が批判の的になっているそうだ。杉田はLGBTへの支援の度が過ぎると言っているようだが、言うほどの支援が行われているとも思えないので、先ずそれが変だと思う。 ⚪だが問題になっているのは、杉田がL…

竜頭蛇尾

⚪結局築地市場は豊洲に移転することになった。小池百合子が都知事になった時点で豊洲移転はもう目前に迫っていたが、地下水から基準値を超える有害物質が検出されたことから知事は移転にストップをかけた。 ⚪だが有害物質が検出されたといってもその地下水は…

子供の貧困

⚪殆んどの子供は親に養ってもらっている。だから子供の貧困は親の貧困が原因である。ところが近年子供の貧困に対して支援が必要だとの議論がよく聞かれるようになった。 ⚪けれども子供の貧困は親の貧困が解消されれば解消するはずである。子供の貧困がその親…

ニートの親

⚪ニートの親は動物以下だと言った人がいるそうだ。動物の親は我が子が十分に成長したと見ると突き放すようにして自立させる。それが出来ないニートの親は動物以下だというのである。 ⚪なるほどと首肯する人が多いかもしれないが、もっともらしい主張にも大き…

生殖と愛

⚪男にとって女はものをいうオナホールのようなものである。けれどもちょっと使わせてくれと言ってもハイどうぞとは言わない。色々と面倒である。そこで遊郭というものができる。そこなら金を払えば使わせてくれる。 ⚪だが夫婦になれば金を払わなくても使わせ…

まやかしその二

⚪毎年終戦の日に保守系の国会議員が団体で靖国神社に参拝するのが習わしになっているが、これを先導している議員がテレビのインタビューに答える中で「あの戦争で亡くなった大勢の人々の犠牲の上に今の平和があることを忘れてはならない。」というようなこと…

まやかし

⚪五輪の開会式を狂言師の野村萬斎氏がやることになったそうだが、そのニュースの中で氏が語った事の一つに復興五輪というのがあった。この言葉がいつから言われるようになったのか良く分からないが、東京都の小池知事が大々的にこれを売り物にしようとした事…

名ばかりその三

⚪政党とは政治に大きな変革をもたらす事を目的とするものでなければならない。そうでなければそれは派閥に過ぎない。例えば自由民主党であるが、自由も民主もかつては変革のスローガンであったが、今日ではそうではない。 ⚪自由も民主も今日では政治における…

名ばかりその二

⚪日本は民主主義の国とされるが、これも名ばかりと言えそうな気がする。選挙で選ばれた者が国の政治を司るという点からは確かにそうだが、事はそう簡単ではない。 ⚪25才以上の日本国民は原則として誰でも国会議員に立候補する事が出来るが、政党に所属しな…

名ばかり

⚪日本は災害大国である。台風は毎年やってくるし、地震もよくあるし、火山の噴火も珍しくない。しかしこうした自然災害に対応する官庁は無い。内閣府に防災担当大臣が置かれているだけである。そのわりには環境省などという少々ゼイタクとも思える官庁はある…

性同一性障害その二

⚪自分の知り合いに性同一性障害の女性がいた。彼女は自分は男だと言っていた。彼女は見た目普通の女性だった。そして彼女には女性のパートナーがいた。その彼女の彼女がレズだったのか、それとも彼女の彼女は彼女が男性だと思っていたのかは分からない。 ⚪彼…

性同一性障害

⚪世の中には体の性と心の性が一致しないという人々がいる。そう言われるとそういうこともあるのかと受け入れるしかないが、しかし考えてみれば少々疑問が涌いてくる。体の性はほぼ一目瞭然だから特に疑問は無いが、心の性というのは判然としない。 ⚪例えば自…

ブロック塀その三

⚪ウチの近くに市バスの車庫があるが、そこのブロック塀が手直しされた。コンクリートブロック2個分か3個分低くなった。法令に適合していたのならそのままにしておいてもよかったのだからやはり違法だったのだろう。 ⚪塀の向こうは事務所なのでフェンスで十…

人災その三

⚪コンクリートブロックはかなり重い。これを積み上げて塀を作るのだが、内側には倒れないように控え壁というもので支えるが、外側にはそういうものは無いので倒れるとしたら外側へ倒れるだろう。 ⚪コンクリートブロックは空洞に鉄筋を通してモルタルを詰めて…

ブロック塀その二

⚪ブロック塀はあちこちでよく見かける。しかしどれも古ぼけたものばかりで、真新しいものは見かけないような気がする。近くに中学校があって、ブロック塀が一部に使われているが、それが一番古い部分で、最近作り直された所は金属製のパネルが使われている。…

ブロック塀

⚪最近ある宗教団体が、施設の周囲を囲っていた塀の一部がブロック塀だったのを生け垣に変えた。そこはその施設の裏庭のような場所で、外は川に面していたので他の部分が立派なのに比べて少々安っぽい仕上がりだった。 ⚪ところが長年の間にその立派な塀も薄汚…

人災その二

⚪先日の地震で、倒れた小学校のブロック塀の下敷きになって亡くなった小学生は二重三重に人災の犠牲者だと思う。先ずそのブロック塀は無くてもよかった。フェンスで十分だったのだ。プールが外部からの視線にさらされないようにとの配慮からそうしたのかも知…