男女差別その四

⚪かつて家事・育児は女の役割だった。これは別段男女差別には当たらないと思う。特に育児はそうだ。男は授乳ができない。また、力仕事は男の方が向いている。男女の役割分担は自然な事だったのだ。
⚪ところが今では男女平等の観点から男女共同参画社会というのが社会のあるべき姿とされ、取り分け公職、管理職に女性が少ない事が問題視されている。そして我が国でも公職にクオータ制が導入されようとしている。
⚪確かにこれまで男尊女卑という言葉はあったが、本当にそのような実体があったのかというとそこは甚だ怪しい。男なんだからと持ち上げられて、しんどい仕事を引き受けさせられていただけではないかという気がする。
⚪その最たるものが兵役だろう。男は、志願した人は別として、徴兵されて地獄のような戦場に送り込まれて、命を落とした人も少なくない。女は楽だとは言わないが、戦場と銃後では比較にならない。慰安婦は永遠に謝罪を求めるが、英霊は靖国神社に祀られて終わりである。女の操は男の命と比べれば遥かに重い。