自衛隊と射撃訓練

○つい最近自衛隊の射撃訓練施設で射撃の訓練を受けていた自衛官候補生が教官と他の自衛官に向けて銃を発射、二名が死亡、一名が重傷を負うという事件が発生した。

自衛隊で射撃訓練が行われていると聞いても誰も変に思わないかも知れないが、これまで自衛隊が戦場で銃撃戦を行った事は一度も無いと思う。

○銃を発射したのは18才の自衛官候補生で、教官を殺害する目的を以てこの凶行に及んだもので、他の二名は言わば巻き添えだったようだ。

○それにしても入隊間もない自衛官候補生に射撃訓練が必要なんだろうか。自衛隊と言えば災害時の救援が先ず思い浮かぶ。戦地に派遣される可能性はゼロと言っていい。AEDの使い方を教えるのが先じゃないかと思うんだが。