夢の話

⚪「夢は願望の現れである」と言われるが、自分にはこれがよく分からない。何故なら自分はいつも夢の中で道が分からなくなって困ったりしている。子供の頃は学校へ行こうとしているのに時間割が分からなくて困っていたり、何故か寝間着のまま登校して困惑したりしていた。
⚪願望と言えば言えそうなものには、お金を拾ったとか、空を飛んでいる、というのがあった。けれどもお金が欲しいと強く願った記憶は無い。また自分には空を飛びたいという願望は無かったと思う。
⚪なのに何故か夢という言葉が願望という意味で使われていて、夢を実現するとか、夢が叶ったとか、私には夢があるといった使われ方がされる。また、夢のようなとも言う。
⚪ところで「夢は願望の現れである」とは精神分析フロイト先生が言っているのだが、フロイト先生はどんな夢を見ていたのだろうか。先生は「夢判断」という本も書いているのだが、自分の夢について語ることを拒否しているので分からない。