選挙制度

⚪今回行われた衆院選自民党の圧勝に終わった。けれどもこの選挙が比例代表制のもとで行われていたなら、結果は大きく違っていただろうと試算した人がいた。
⚪自民∶284→156 、立民∶55→93、希望∶50→81、公明∶39→59、共産∶12→37、維新∶10→28、社民∶2→7、幸福∶0→2、大地∶0→1、支持なし∶0→1だったそうだ。
⚪確かに小選挙区制は民意を著しく歪めていると言えるだろう。けれども比例代表制にも問題があると思う。何故なら政党を選ぶに当たって有権者は政党が掲げる政策を吟味していない。代表の人気だけが選択の基準になっている。
⚪また、これまで多くの政党が出来ては消えていった。今回も泡のような政党が現れた。いずれ消えて行く可能性が高い。また、政策と言っても思いつきのようなものと、似たり寄ったりのものの寄せ集めである。もっと人物本位の選挙であって欲しいと思う。