靖国神社

⚪先日BSフジのプライムニュースで自民党の野田なんとかいう人と国民新党の亀井なんとかいう人とが靖国神社のことで議論していた。特に東條などの戦犯の合祀が議論の中心だった。
⚪合祀について野田は否定派、亀井は肯定派である。この問題に関しては様々な論点があると思うが、保守派同士でもまるで議論が噛み合わない。多分原因は道理よりも感情に寄りかかっている所にあるようだ。
⚪そもそも靖国神社は戦死した人を祀る所なのだから、処刑された東條などは対象外のはずだ。合祀肯定派は連合国による裁判は不当なものであり、処刑は戦死と同じだと言いたいのだろうがそれは感情論だと思う。
⚪その戦死だが、戦闘に於て死ねば明らかに戦死だが、実態は様々だと思う。馬に蹴られて死んでも戦死なんだろうか。戦地で怪我をしてそれが元で三年後に死んでも戦死なんだろうか。そう考えると東條も戦死だと言えるのかも知れない。だがそうすると本土空襲で亡くなったのも戦死だ。