敵視

○昔、民社党の春日委員長は「共産党は不倶戴天の敵だ」と言ったそうだが、これ以上の敵視は無いだろう。その民社党の流れを汲む立憲民主党にも同様の思想は受け継がれていて泉執行部は共産党との共闘を壊してしまった。

○だが、共産党敵視は立憲民主党だけではない。自民党共産党敵視では立憲民主党どころではない。勝共連合と癒着してどちらがどちらか分からなくなってしまった。かの田中角栄は官庁の共産党労働組合を権力を用いて解体を目論んだ。

○財界はもちろん共産党敵視だ。企業内にも労働組合はあるが、共産党系の労働組合は皆無だと思う。絶対に「侵入」は許さないだろう。

○さて、話はかわるが、最近日本共産党規約違反として党員を除名したのだが、マスコミはこれを大きく取り上げ、党内民主主義の欠如として批判したのだが、そのキャンペーンの中で「共産党は企業敵視を止めるべきだ」との主張もなされていた。共産党が企業を批判することはあってもそれは「敵視」ではない。だが、自民党立憲民主党も、そして企業も共産党を敵視しているのだが。