日本共産党

日本共産党の機関紙「赤旗」の今日の一面に「革命政党として統一と団結固める」という特大の見出しが躍っていた。最近の「赤旗」は「ジェンダー平等」とか「LGBT」とか「同性婚」ばかり取り上げている印象なので、もう「革命」なんて言葉は忘れてしまったのかと思っていた。

○もちろんこの「革命」は「反共分子」がしつこく繰り返す「暴力革命」ではないが、またこれを「ネタ」にする人が現れそうだ。日本で「武装蜂起」が可能とは思えないし、日本共産党自体が議会制民主主義を綱領に掲げている。

○にも拘らず「野党共闘」でも共産党だけは排除すべきと考える人々が少なくない。立憲民主党も今の執行部になって共産党排除に切り替えた。日本共産党は「野党共闘」で衆院過半数を取った場合でも日本共産党は「閣外協力」でよいとまで言っていたのにである。

○しかし思い返せば「自・社・さ」政権なんかは社会党村山富市が総理大臣だった。また民主党政権には社民党が閣僚を一名出していた。社会党なら政権に加えてもいい、だが日本共産党は「閣外協力」でも「共闘」はイヤだと言う。最早こうなると政策がどうとか思想がどうとかではないような気がする。