2019-01-01から1年間の記事一覧

レジ袋についてその二

⚪先に開かれたG20のエネルギー・環境関連部会で日本政府は議長国としてレジ袋の有料化を打ち出した。スーパーは既に有料化を実施しているので今後はコンビニなどである。いや、その他の小売店も同様だろう。 ⚪しかしレジ袋を有料化したところで全ての買い…

内閣支持率その三

⚪今月の12日~14日、安倍首相は緊張関係にある米国とイランとの橋渡しをするとの触れ込みでイランを訪問したが、無駄骨折りに終わった。いや、それどころか日本の船会社が運行するタンカーが攻撃されるというおまけまでついていた。 ⚪北方領土、拉致被害…

内閣支持率その二

⚪内閣支持率には期待する度合いという意味がある。だから政権発足時の支持率は高めに出る。それが政権交代時だと著しく高く出る。しかし期待は徐々に失われやがて失望に変わる。多くの国民の関心は先ず第一に経済である。 ⚪一時高い支持率があった韓国のムン…

ポチ

⚪安倍首相のことをトランプ大統領のポチだと言う人がいるが、自分はそれには同意できない。ポチなら可愛がってもらえる筈だが、安倍がトランプに可愛がってもらっているとは到底思えない。特別に目をかけてもらおうとしているのは確かだが。 ⚪まだ大統領に就…

ロン・ヤス

⚪昔、中曽根首相が訪米しレーガン大統領と会談したが、中曽根はこの際二人はお互いにロン・ヤスと呼びあう仲になったと自慢した。そしてマスコミもこれを大きく取り上げた。それ以後首脳外交ではお互いにファーストネームで呼びあうようでなければいけないと…

劣化その二

⚪何でも時間が経てば劣化する。ゴムやプラスチックの劣化は早い。凡そ有機質のものは全て劣化する。生命体の場合は劣化とは言わないが老化する。では国家はどうだろう。かつて存在した国家は例外なく消滅している。 ⚪日本はまだ歴史が浅いが、中国の場合は最…

内閣支持率

⚪世論調査の一つに内閣支持率というのがある。だが、支持するというのがどういうことなのかが今ひとつ分からない。なにしろその支持する理由としていちばん多いのが「他の内閣より良さそうだから」だというのだからますますもって分からない。 ⚪それにこの内…

日本人

⚪日本人というのは日本国籍を持っている人ということでいいのだろうか。確かに法律的にはそうなのだろう。けれどもそれは日本国民ということであって日本人には別の意味がある。つまり日本民族に属しているということである。 ⚪ではアメリカ人どうだろう。ア…

ザッピング

⚪テレビを見ていると耳馴れぬ言葉が耳に飛び込んでくることがよくある。最近では「ザッピング」というのがあった。意味不明なまま聞き流していたのだが、ネットで検索してみたらあるわあるわ。 ⚪意味はテレビのチャンネルを次々と変えてあちこち見ることだそ…

一党独裁

⚪一党独裁と言えば中国か北朝鮮ということになりそうだが、そうとは限らない。一見民主主義的な国に見えても実態は限りなく一党独裁に近い国もある。他ならぬ今の日本がそれである。 ⚪まず小選挙区制だが、これによって少数派が完全に排除される。そしてマニ…

公と私

⚪昔は公と私を分ける事は無かった。王様は宮殿に住んでいて公務もそこで行っていた。これが近代になると公と私が分けられるようになる。ただし大統領などは仕事の性質上公邸に住むが、食事代なんかは自分持ちなんだろうと思う。 ⚪ところが大統領などが外遊す…

経済効果その二

⚪テレビ番組の中でお札が新しくなる事による経済効果が何兆円とか言っていた。また経済効果かと思った。二言目には経済効果である。お札が新しくなること自体は誰にも利益をもたらさない。自販機などを設置している事業者に余計な出費を強いるだけである。 ⚪…

是々非々

⚪是は是とし非は非とするというのは当たり前の事だが、此がわざわざ言われるというのが面白い。かつて民社党という政党があったが、この民社党というのは元は民主社会党だが、その立ち位置は微妙だった。だからどっちつかずの民社党などと揶揄されることもあ…

資本主義と社会主義その三

⚪戦前の日本ではマルクスの資本論は国禁の書だった。多分社会主義について論じたりすれば危険分子と見なされたことだろう。だが戦後はこうした制約は取り払われて共産党も合法化された。それでも左翼を忌避する風潮は無くならなかった。 ⚪そしてソ連について…

資本主義と社会主義その二

⚪ソ連が崩壊した時、歴史の終焉と言った人がいた。これで資本主義が永遠に続くというのである。社会主義は一夜の夢だったのだろうか。それは何とも言えないが、確かな事はソ連の社会主義というものが社会主義の唯一の形だとは言えないという事である。 ⚪社会…

野党共闘について

⚪小選挙区制の下では弱小政党に勝ち目はない。にも拘らず野党は離合集散を繰り返すばかりで一向に纏まらない。相変わらず理念がどうとか言っている。失礼ながらそんなにも譲れない理念があるのだろうかと訝しく思う。 ⚪勿論比例代表制であれば、ある程度の議…

米朝首脳会談のことその三

⚪アメリカはこれまで北朝鮮の核開発に対し経済制裁一辺倒で、北朝鮮との直接対話を拒否してきた。ところが北朝鮮はその間にも核・ミサイルの開発を進め、核実験やミサイルの発射実験を繰り返し、最近ではICBMの完成まであと一歩という所まできている。 ⚪…

弔い合戦

⚪先日衆院大阪12区で議員の死去に伴う補欠選挙が行われた。死去したのは自民党所属の議員だったが、補選には自民、維新、野党共闘の三人が立候補していた。 ⚪補選だから特に大きな争点があった訳ではないが、自民の候補が弔い合戦と言っていたのが少し気に…

国民栄誉賞

⚪シアトルマリナーズのイチローが国民栄誉賞の受賞を辞退したことがネットでニュースになっていた。一流のスポーツ選手はその業績が既に社会で認められているので、国民栄誉賞を受賞したからといって一段と声望が高まるとは思えない。 ⚪では何故そのような賞…

お札の顔

⚪元号が改められるのに合わせてお札も新調するようだ。新しい顔ぶれは、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎だそうだ。いつも思うのだが、こういう人達とお札に一体どういう関係があるのかが分からない。 ⚪それはさておき、新しいお札には偽造防止の為に新技術が…

明智光秀その二

⚪来年のNHK大河ドラマは明智光秀が主人公になるそうだ。明智光秀は初めてではないかと思う。明智光秀と言えば裏切者、そして三日天下。あまりイメージが良くなかったからだろう。 ⚪けれども戦国時代は下克上の時代である。徳川家康も豊臣家を滅ぼして天下…

元号についてその五

⚪古くからの習わしには愛着があるものである。だからそれを守りたい人の気持ちは理解できる。だが元号には重大な欠点がある。近現代に関してはさほど問題はないが、それでも年齢早見表が要ったりする。しかし歴史上の出来事だといつ頃の事かが分かりづらい。…

元号についてその四

⚪三年前にネット上で「令和」を予言した人がいたということが話題になっている。これが本当ならその人は超能力者ということになりそうだが、勿論偶然ということもあり得ないとは言えない。更に言えばサーバーに潜り込んでイタズラをしたとか。 ⚪また「令和(…

観光立国

⚪もう大分前のことだが、今は国民民主党の前原誠司が観光立国と言うのを聞いて訝しく思った事がある。日本は技術立国じゃなかったのかと思ったのである。しかし今日では安倍首相も観光立国という言葉をよく口にする。 ⚪日本は資源小国である。但し水資源、森…

大阪都のことその三

⚪都構想について考えてみた。殆んどの大阪市民にとっては大阪市が無くなろうと存続しようと影響なんか無いような気がする。普段から諸手続きは皆区役所で行っていると思う。事業者だと市役所へ行く事があるかも知れないが、その場合はそれが府庁に変わるだけ…

元号についてその三

⚪今日新元号が公表された。「令和」だそうだ。出典は万葉集ということだが、早速いやそれは中国の古典にあるだろうとの指摘が出ている。日本の古典から取ったと言っても、日本の古典は中国の古典を参照しているから、結局はそうなるだろうとの指摘は前からあ…

天皇制について

⚪今日は新元号が公表されるとあって、テレビは各局共にこの話題を大きく取り上げている。余りに仰々しいのでテレビは朝からつけていない。自分は特に元号を嫌っているのではない。ただ少々食傷気味になるのである。 ⚪しかし世の中には元号を嫌っている人も少…

国の借金のこと

⚪国の借金を次世代につけ回ししてはいけないと言う人がいる。国債発行残高897兆円、国民一人当たり713万円などと聞けば何とかせねばと責任感の強い人なら思うかも知れない。だがそれは一面的な理解だと思う。 ⚪例えば父親が借金を残して死んだとしよう…

アメリカファーストその二

⚪トランプ大統領のアメリカファーストは偽りだと思う。例えばエルサレムをイスラエルの首都と認めてもアメリカにとって良いことは何もなさそうだし、同様にイスラエルがシリアから奪ったゴラン高原をイスラエルの領土と認めてもアメリカにとって良いことがあ…

元号についてその二

⚪天皇の代替わりに伴って改元が行われるが、4月1日に新元号が公表されるが、政府もマスメディアもそれが一大異変であるかのように扱っている。国歌と国旗と元号は戦前の日本が理想であったかのように考える人々にとっては最重要の三点セットなのだろう。け…